聖女になるので二度目の人生は勝手にさせてもらいます 1 ~王太子は、前世で私を振った恋人でした~
聖女になるので二度目の人生は勝手にさせてもらいます 1 ~王太子は、前世で私を振った恋人でした~ (フロース コミック)
- 作者: 小々森鵺,新山サホ,羽公
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/05/02
- メディア: コミック
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【あらすじ】
婚約者は自分を裏切って、貴族のご令嬢と結婚。さらに流行風邪を患い、18歳という若さでこの世を去ったセシル。
(来世は絶対自由にたくましく、自分の思う通りに生きてやる――!)
それから500年の時が経ち、リズとして生まれ変わったセシルは、前世の記憶を持ちながらも“不思議な力”に助けられながら生きていた。
そんなある日、リズは平民でありながらも聖女として見いだされる。だが、彼女の前に“自分を裏切った前世の恋人”が現れて……!?
「小説家になろう」発の大人気小説がコミックになって登場☆
魔力? 持ってません。身分? 平民です。でも二度目の人生は勝手にさせてもらいます!
Amazon商品欄説明より引用
【オススメ度】
★★☆☆☆
2巻は買いませんが漫喫とかにあれば読むかも…。優先度は低めですが。
絵の綺麗さ★★☆☆☆
ストーリー★★☆☆☆
キャラクター★★☆☆☆
テンポ★☆☆☆☆
【感想】
あらすじあまり読まずに買うので()勝手に現代→異世界の転生ものかと思ったら(流行ってるし。)異世界の中での500年後ということでした。えぇ、あらすじにしっかりとそう書いてあります(笑)
主人公は前世で突然恋人が実は貴族の縁者とわかり、本来の家に戻るとすぐに貴族令嬢と結婚してしまい、失意の中流行り病で亡くなります。ということですが…。
まず、別れさせられたのも本人からではなく親族によって。本人の真意はわからないはずです。脅迫され仕方なく、でも本人から別れを切り出した方が良かったのでは…。
私は序盤からツッコミましたよ!おぉい!本当に別れたかったの??確かめないの?
まあ、普通に主人公の勘違いでは??と早くも思いつつ。
この世界には聖女と呼ばれる存在がおり、現聖女は高齢のため次代を探すという展開。最低条件は魔力持ちである黒目・黒髪の者、ということで主人公は端から除外されていたはず…でしたが、魔力持ちの中でも聖女候補者にしか見ることができない鍵が見えたため聖女候補となります。
主人公はアルビノという設定のようです。この世界ではアルビノは普通に認知されており、本来は黒目・黒髪でしたって説もあまりなさそう…。てか、本来は黒目・黒髪ならばもっとその見た目を忌み嫌われたりだとか、アルビノについて知られてないとかの方が栄えますよね。
しかし、魔力とは違う別の力があるようです。それは一体なんなのか…。
ここまで、は!なかなか興味深かったのです。しかし。肝心の王太子も前世の記憶を持っている、というところでしらーっと。しらけてしまいました…。え、どんだけ前世の記憶あるの??結構みんなあるものなの?それともたまたまこの2人だけ?え、ご都合主義にも程があるんじゃんね??
主人公が見ただけで前世の恋人とわかったところまではギリギリとして…。
一方的にわかったままなだけでも歴史や子孫の話とかで真実が紐解かれたりとか、なにかわからないが主人公に惹かれるとか、今後の展開で思い出すとかでも良かったんじゃ…。
うーーーん。
勝手にさせてもらいますというタイトルのわりに別に聖女になりたくもないのに試験をおとなしく受けたり…。
続きが気にならなくもないのですが、買ってまで…というところ。
絵も綺麗…とは言えず、荒さが目立ちます。