将軍の血 1
【あらすじ】
400年前、この国には稀代の独裁者がいた。徳川家光の少年愛と恐怖政治! 最高にして最凶の将軍様、徳川家光。少年たちを、男たちをはべらせる歪んだ愛で、 恐怖政治を成し遂げた男…。 400年前、彼は絶対的な隷属制を敷き、比類なき独裁者として君臨したのだ。 性愛に溺れながら冷酷な顔をのぞかせる、独裁者・大河ロマン!
Amazon商品欄説明より引用
【オススメ度】
★★☆☆☆
2巻は買わないかな…。漫喫にあったら読むかも?優先度は中くらい。
絵の綺麗さ★★★★☆
ストーリー★★☆☆☆
キャラクター★☆☆☆☆
テンポ★★☆☆☆
【感想】
絵が好みだったので購入。表紙詐欺ではなく中の絵もキレイでした。絵柄が内容には合ってないかも。
お話は…。うーん、予備知識ゼロなのが問題なのか…。徳川家光とか、名前聞いたことあるなあ?レベル()習ったハズですよね(笑)
毎週雑誌を購入している層は続きも読んでくれると思いますが、コミックス派は1巻の中で面白いと思わせないと続きは買わないかなあーと。
1巻は竹千代(後の家光)幼少期メイン?母に疎まれ歪んだ的な話のようです。
しかしなぜ疎まれてたのかサッパリわかりませんでした、、、弟は愛されてたのでそもそも子供を愛せないとかではなく。母にも父にも似てないとか少し出てましたが…それだけで??生んだのは自分なんでしょ?
確かに現実に子を疎む人は特に理由らしい理由もなかったりすることも…。
かといって子の問題ではなく、母の方が精神的に追い詰められていて…とかいった描写も特になく。
よくわからないまま、ただただ歪みまくってた印象です。しかも歪み具合が結構…いや、かなりショッキング。
・無邪気でまだ歪んでない幼少期、母に疎まれ何度も期待するがその度に裏切られる描写
・母が弟は愛すが竹千代を疎む理由
・祖父は竹千代をとてもかわいがっている描写
1巻はこの辺りをしっかりと描いて歪むのは次巻以降でよかったような…。
家光に詳しいとこの辺り常識なの?展開が早すぎてついていけない…。
家康が竹千代を重宝しているシーンも唐突な1シーンだけでしたし。いいシーンだっただけに、事前にもう少し跡継ぎである竹千代だけを可愛がる描写があった方が納得感がでたような。
どうなっていくのか気にはなりました。
聖女になるので二度目の人生は勝手にさせてもらいます 1 ~王太子は、前世で私を振った恋人でした~
聖女になるので二度目の人生は勝手にさせてもらいます 1 ~王太子は、前世で私を振った恋人でした~ (フロース コミック)
- 作者: 小々森鵺,新山サホ,羽公
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/05/02
- メディア: コミック
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【あらすじ】
婚約者は自分を裏切って、貴族のご令嬢と結婚。さらに流行風邪を患い、18歳という若さでこの世を去ったセシル。
(来世は絶対自由にたくましく、自分の思う通りに生きてやる――!)
それから500年の時が経ち、リズとして生まれ変わったセシルは、前世の記憶を持ちながらも“不思議な力”に助けられながら生きていた。
そんなある日、リズは平民でありながらも聖女として見いだされる。だが、彼女の前に“自分を裏切った前世の恋人”が現れて……!?
「小説家になろう」発の大人気小説がコミックになって登場☆
魔力? 持ってません。身分? 平民です。でも二度目の人生は勝手にさせてもらいます!
Amazon商品欄説明より引用
【オススメ度】
★★☆☆☆
2巻は買いませんが漫喫とかにあれば読むかも…。優先度は低めですが。
絵の綺麗さ★★☆☆☆
ストーリー★★☆☆☆
キャラクター★★☆☆☆
テンポ★☆☆☆☆
【感想】
あらすじあまり読まずに買うので()勝手に現代→異世界の転生ものかと思ったら(流行ってるし。)異世界の中での500年後ということでした。えぇ、あらすじにしっかりとそう書いてあります(笑)
主人公は前世で突然恋人が実は貴族の縁者とわかり、本来の家に戻るとすぐに貴族令嬢と結婚してしまい、失意の中流行り病で亡くなります。ということですが…。
まず、別れさせられたのも本人からではなく親族によって。本人の真意はわからないはずです。脅迫され仕方なく、でも本人から別れを切り出した方が良かったのでは…。
私は序盤からツッコミましたよ!おぉい!本当に別れたかったの??確かめないの?
まあ、普通に主人公の勘違いでは??と早くも思いつつ。
この世界には聖女と呼ばれる存在がおり、現聖女は高齢のため次代を探すという展開。最低条件は魔力持ちである黒目・黒髪の者、ということで主人公は端から除外されていたはず…でしたが、魔力持ちの中でも聖女候補者にしか見ることができない鍵が見えたため聖女候補となります。
主人公はアルビノという設定のようです。この世界ではアルビノは普通に認知されており、本来は黒目・黒髪でしたって説もあまりなさそう…。てか、本来は黒目・黒髪ならばもっとその見た目を忌み嫌われたりだとか、アルビノについて知られてないとかの方が栄えますよね。
しかし、魔力とは違う別の力があるようです。それは一体なんなのか…。
ここまで、は!なかなか興味深かったのです。しかし。肝心の王太子も前世の記憶を持っている、というところでしらーっと。しらけてしまいました…。え、どんだけ前世の記憶あるの??結構みんなあるものなの?それともたまたまこの2人だけ?え、ご都合主義にも程があるんじゃんね??
主人公が見ただけで前世の恋人とわかったところまではギリギリとして…。
一方的にわかったままなだけでも歴史や子孫の話とかで真実が紐解かれたりとか、なにかわからないが主人公に惹かれるとか、今後の展開で思い出すとかでも良かったんじゃ…。
うーーーん。
勝手にさせてもらいますというタイトルのわりに別に聖女になりたくもないのに試験をおとなしく受けたり…。
続きが気にならなくもないのですが、買ってまで…というところ。
絵も綺麗…とは言えず、荒さが目立ちます。
異世界で『黒の癒し手』って呼ばれています 1
異世界で『黒の癒し手』って呼ばれています1 (レジーナCOMICS)
- 作者: 村上ゆいち,ふじま美耶
- 出版社/メーカー: アルファポリス
- 発売日: 2017/12/01
- メディア: Kindle版
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【あらすじ】
ある日突然、異世界トリップしてしまった神崎美鈴、22歳。着いた先は、王子や騎士、魔獣までいるファンタジー世界。ステイタス画面は見えるし、魔法も使えるしで、なんだかRPGっぽい!? オタクとして培ったゲームの知識を駆使して、魔法世界にちゃっかり順応したら、いつの間にか「黒の癒し手」って呼ばれるようになっちゃって…!? 異色のファンタジーコミカライズ、待望の第1巻!
Amazon商品欄説明より引用
【オススメ度】
★☆☆☆☆
一応最後まで読めたけど残念ながら続きは気にならなかったです。2巻は買いませんし、漫喫とかにあっても読まないと思います…。
絵の綺麗さ★★★☆☆
ストーリー★☆☆☆☆
キャラクター★☆☆☆☆
テンポ★☆☆☆☆
【感想】
転生もの、異世界トリップものの強みって異世界という読者の世界観が全くわからない状態と主人公(又は重要人物)が同じ状態から始まって、世界観を読者にスムーズに説明できたり、そんな!?えー!?みたいな驚きを共感できるところだと思うのですが…。
主人公がなじむのがとにかく早すぎてついていけませんでした…。
私もかつて某MMORPGにドはまりしており、癒し手的なポジションの職を操っていたのでタイトルや帯のアオリ文に惹かれたのですが。やっぱりRPGも千差万別ですねぇ、全然わからない…!!主人公が(きっとRPGの鉄板はこうだから…)と自らの知識で行動していくのですが、ん??へぇ!?そうなの??えぇ~?とかなりの置いてきぼり感。
主人公のRPG知識や常識、思考回路が全然わからないし、とにかく謎・謎・謎。私はよくわからないのに主人公は妙に納得していたりして…。
ものわかりが良すぎるというか…。ステイタス画面が見えるのは自分だけ、という事実もアッサリ理解したりと。普通なら「ここに出てる画面に名前書いてありますよね!?」とか言っちゃいそうじゃないですか(笑)
それで「は?何言ってる?頭大丈夫か?」的な展開になったりして自分だけと気づくとかならわかりますが…。
主人公はMP残値見えるので枯れないギリギリまで使うつもりでいましたが枯れる前に倒れ、MP枯れは死と知ります。
てか、MP枯れたらスキル使えなくなるだけじゃないのー?座ればいいんじゃないのー?()…と。作者さんのRPG常識とかなりズレを感じまして。同じ常識持ちの方なら楽しめるのかも?
この世界は魔法が普通にある、というのはわかりましたが、それにしてもアッサリ使いこなせすぎでは…?いくら選ばれし者!的な展開が好まれるとはいえ…。チートすぎる…。魔力だけは強いが最初は使いこなせないとかの方が良かったのでは…?
だんだんと謎が明らかになっていく、というのはもちろんあると思いますが、1巻の中はとにかく謎だらけ。謎が多過ぎる。
ある程度世界観が理解できないと楽しめないなあと思いました。